香北日和。

第一話。

――カッポーン

「･･･････は？なんだって？」
「だから、俺はお前の事ｇ」
「聞いてねぇよッ!!!!いやいやちょっと待て待てッ!!!いやちょっとありえねぇだろッ!!!」
「お前の動きがありえなんだが。」
「うるっっせぇよッ!!!!」

(いやちょっとまて落ち着け俺！取りあえず冷静になろう！)

「･･･ちょっと待ってね香川君。な、なんで･･･おれ？」
「････分からん。」
「はぁッ!!!?意味わかんねぇしッ!!!」
「ただお前が･･･」
「‥何だよ。」
「お前がアンナを好きだと言った時に、心臓が痛くなった。」
「ぁ････そ、それは･･お前･･･」

(いやちょっと何動揺しちゃってんだよ俺･･･ッ!!!!)

「そ、そもそもお前、俺は男だぞ？」
「そんなの見れば分かる。」
「なッ･･･!!!分かるんならちょっとはよォ･･･」
「別に性別が一緒でも関係ない。一緒のモノがついてても関係ｎ」
「あああああああああああああああ!!!!何言うのお前ッ!!!!」
「･･････お前がアンナを好きなのは、知ってる。」
「ぉ、おう。」
「だから、俺は、俺が好きなお前を応援しようと思う。」
「ちょ･･･ッ!!!それでどうすんだよ！」
「･･･？別にどうもしないが。ただいつも通り、俺はお前の応援をする。それだけだ。」
「ならなんでこんな事伝えたんだよ･･･」
「抑えきれなかった。」
「････ッ!!!」
「だから、お前に伝えた。これだけはちゃんと言っておくべきだろうと思って。」
「言っておくべきってよ‥」
「まぁ、お前は気にするな。それじゃあおれは今から和泉さんに呼ばれてるから。じゃあな。」
「あ、ちょ、おい香川――――ッ!!!!」

――バタンッ

「････クッショォ･･･」

(んな事言われて･･･気にしねぇ訳ねぇだろうが････ッ!!!)

TO BE　CONTEUED…