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「というか相模の旦那、召集かかってたんじゃないですか? サボりはいかんでしょう」
半裸という格好に反して、まともなことを喋り始めるクロード。根は真面目なのかもしれないが格好が放送禁止である。
相模はそれに笑顔で「えー、面倒なんだもん。でさ、ユウイちゃん診てあげて。その汚い裸体しまって」と答えた。
その言葉にクロードは射ぬかれたが、若干引きつった笑いでごまかしつつ白衣の前をしめる。
「改めて初めまして。クロード・インフェルノと申します」
差し出された手に、ユウイはおそるおそるといったように自分の手を重ねる。
「ユウイ・メシアズです……よろしくお願いします、クロード先生」
そのやり取りが終わるか終わらないかのところで、医務室の閉ざされていたドアがバンッと勢いよく開いた。
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