ケツ、襲来

3/10
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
振り返ると、陽炎でぼやけているが、一瞬人影が見えたような感じがした… 気のせいか?? 少し見とれていると、急に強風が吹いた。 辺りをみると近くの山陰から軍事飛行機が飛んでくる。 しかも1機だけではない…全部で5機ほど飛んでくる、遠くにも次第に何機か見えてくる。 「なんなんだ?」そう思っていると その後からズシン!ズシン!と見たこともない奇妙な巨人が現われた。 外見は全身黒く、真ん中に赤い玉のようなものが埋め込まれていて、なぜかケツの部分だけ肌色で割れていた。 ただ呆然とケツを見ていると…… 次の瞬間っ… 軍事飛行機から数発のミサイルが発射された!! ヒューーーーーードカッ!ドカッ!ドカン! ミサイルは巨人に全弾命中する!! 効いているように見えたが、巨人は少し仰け反っただけで、すぐに体制を立て直した。 なんだか全然ダメージなんてくらってないように見える… そして今度は巨人が腕をゆっくり上げ、手をかざすと、手の平からレーザー光線のようなものをミサイルを撃った軍事飛行機めがけて放った! ビューーーーーーイン!ドカッン! 一瞬で、軍事飛行機は煙を上げながら墜落していく。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!