ケツ、襲来

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…… ……… ………… あれから数十分後~ 僕と玉木さんは山を越え、広い無法地帯に着いて、車を止めていた。 まだここからでも山の谷間から巨人が確認できる。 確認できるといっても、かなり小さくて、軍事用飛行機なんて米粒ぐらいの大きさだけど。 玉木さんは、さっきから双眼鏡でずっと巨人を見ていた。 別に巨人を見るのはいいのだけど…………重いよ、玉木さん。お願いだら降りて… なんで僕の上に乗かって見る必要があるんだよ…? 僕だって、ちょっとは気になるのに、これじゃ十分に見れないじゃないか。 そんなことを心の中で愚痴っていた時、玉木さんが急に声を上げた! 「嘘ッ!?ケツⅡ地雷を使うわけ!!?」 いったいどうしたんだろう…?
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