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葉山（何かないのか？これでは決められるのは時間の問題…天城君がいたら！）
龍（何やってんだよ！）
頭よりも体で動く天城の天性のディフェンスがこの時もかなり必要だった
でも、今は天城はいない
葉山は何とか流れを変える打開策を考えていた
キッカー：ゼン
コーナーからボールを上げると芹沢とシモンが競り合う
シモンは打たずバックヘッドでバイタルに落とす
そのボールにバディがシュートを放つ
竜也「決めさすかよ！」
笹塚はガッチリと止めピンチを凌ぐ
竜也「成沢！」
翔「よし、攻める…！？」
俺がボールを持っているのに誰もプレスに来ず
全員、自陣に戻り守備を徹底する
宏和「なめたことやるやんけ、こいつら！」
陣「潰す！」
だが俺にはこれがイタリア代表にとって効率の良い闘い方だと思った
守備に自信があるのだから守備を徹底して奪ったらショートカウンター
茂「…！？成沢後ろ！」
翔「えっ！？」
俺の後ろにはゼンとエッジが来ていた
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