~♯2~

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ローマオリンピックが明日と迫っていた頃… 世界中のサッカー記者達が国々のランクを付けた雑誌を売っていた 興味を持った俺はその雑誌を買うことにした そしていつものメンツで俺のいる部屋で見ていた 龍「日本のランクはなんだ?」 翔「日本は…Cランクだってさ!」 周作「何ですと!?」 予想通りだと俺は思うわけで でも柏木、天城はその雑誌に睨み付けていた 聖也「ちょっと貸せ!」 龍「今、睨み付けている最中だぞ!」 周作「そうだそうだ!」 宏和「ガキは黙っとれや!」 二十歳を超えているのに柏木と天城はあの時のままで 何も成長していなかった 聖也「記者はお前と進藤しか目を付けてないらしいな!」 宏和「当然や!ワールドクラスでもトップのチームでやっとるんやからな!」 龍「羨ましい…」 周作「僕だっていつか…」 東から雑誌を貰い、日本代表のことを見ていた そこには東の言う通り進藤と俺のことしか書かれてはいなかった
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