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象さんへ
少女は一つ食べてみました。
『美味しい。美味しいお菓子。でも一つ足りなくなってしまったわ。まぁいいかしら』
少女はそのお菓子を縄で縛り風船のように持ちました。
するとお菓子は少女ごと空に浮きました。
『まずは象さんのお家ね。アフリカに飛びなさい。』
少女はお菓子に命令しました。
お菓子はフワフワとゆっくり飛びます。
スーっ
と落ちていく感じで目が覚めました。
『あらいけない。眠ってしまっていたわ。』
少女が起きるとそこはもうアフリカでした。
お菓子も横で寝ています。
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