初日

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初日

昨年の5月中旬。 当時入学したての19歳の私は都内にある、とある小学校に似合いもしないスーツで向かっていました。 松「あっちー…スーツうぜー…」 こんなことを呟きながら駅から徒歩五分の場所にあるらしい学校に向かうのですが…。 いきなり問題発生。 道 に 迷 っ た の で す 初めて来た街 見知らぬ景色 見知らぬ人 この広い世界でひとりぼっち こんなにも空は青いのに 押し潰されそうなマイハート へるぷみー いきなり取り乱しました。 や、だって焦るよね? 徒歩五分なのにニ十分も探してるんだもん。 埒があかないんで適当な地元の人っぽいマツコDXを半分サイズにしたオバチャンに声をかけました。 松「すみません、少しお尋ねしたいことがあるんですけれども、A小学校が何処にあるかご存知でしょうか?」 DX「あー、ハイハイハイ!この道を~~~すると着くわよ」 松「あ、わかりました。すみません、助かりました。ありがとうございます」 今さらですが、松坂屋は見知らぬ人や目上の人にはめっちゃ丁寧です。 松「うっし…さっさといくか…」 マツコDXハーフに頭を下げて言われた道をガンガン進みます。
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