第壱話 新型のブラスト・ランナー

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シフォン「ASUTOREASU(アストレアス)か……、うんいいね♪」 ソル「そうか、喜んでくれて良かった。それよりASUTOREASUは動くのか?」 シフォン「機体自体はデカい破損や損傷は無いから平気、だけど……」 ソル「だけど…なんだ?」 シフォン「武装が…ね、M90しかないんだ」 ソル「M90?………あぁ!?、強襲兵装型の主武器のか?」 シフォン「うん…まぁ、こんなスラム街にGRFやEUSTが来るわけ無いから」 ソル「まぁな、エイオースの跡地でもニュードは無いからな」 シフォン「そうだね、もしかしたらまだニュードとかは残ってるかものね」 それからシフォンとソルはASUTOREASUと呼ぶ機体を整備した、ジャンク置き場のジャンク品で出来る限りの武装を作った シフォン「よし出来た♪、試作ECMグレネード」 ソル「何だ?ECMグレネードって?」 シフォン「ECMグレネードは妨害電波を発する手榴弾、敵機体の視界を一時的に奪うことが出来るんだよ」 ソル「なる程ね……でもそんな物を作ってどうするんだ?」 シフォン「ソルの機体を貰うんだよ?GRFかEUSTにね」 ソル「はぁ!?何言ってんだシフォン、相手はプロだぞ……そっ、それにGRFにEUSTは此処には来ないって言ってたじゃないか」 シフォン「だから奪いに行くんだよ、スカービ渓谷にね」
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