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パトカーのサイレンが聞こえたと同時にギャラリー達は一瞬にバラけていく。
「くっ❗サツに嗅ぎ付けられたか❗おい、ケンジだったな❗早く逃げろ❗」
「けどあんたは?」
「恐らく奴らは俺を目当てに来てる、ブラックリストランカーだからな。」
ブラックリストランカーとはこの街の犯罪者メンバーの一つ、とくにストリートレーサーは取締が厳しいのだ。
「ケンジ❗悪いがミーヤを連れ逃げてくれ。」
「……わかった❗必ず逃げ延びてくれ❗」
「ああ❗ケンジお前もな❗」
そういうとバイパーに乗り逃げて行った。
ケンジとミーヤもレクサスに乗り込み、その場を去った。
「私の隠れ家まで案内する❗そこなら逃げ切れるわ❗」
「ああ❗よろしくたのむ❗」
ブオオオオオ‼‼‼
ケンジ達は何とか警察の追撃を交わしていた。しかし警察もしぶとく追い掛ける。
『前方のシルバーのレクサス❗止まりなさい❗』
「逃げてて止まる馬鹿が何処にいるんだよ❗」
ギャアアアアアア‼‼‼
ケンジはドリフトして警察を離す。
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