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時間が経つにつれ、パトカーの台数が増えてくる。
「チッ‼これじゃあ増えてくる一方だ、何か策は…」
ケンジが対策を考えようとしたら
ガス‼
「のあっ‼」
「キャッ‼」
パトカーの一台がレクサスのリアにプッシングしたのだ。
幸いケンジがギリギリ耐え、スピンは免れた。
「野郎…今に見てろ‼」
ボオオオオオオオ‼‼‼‼‼
「⁉ちょっとケンジ⁉⁉この先は…‼」
その先には警察が作ったバリケードがあるのだ。
しかしケンジはアクセルを抜かない。真っすぐ突っ込んで行く。
「来たぞ‼総員構え‼」
警察は特殊な装置でケンジのレクサスに向ける。
「ケンジ‼あいつらが持ってる物に気をつけて‼タイヤを撃たれたら走れない‼」
「当てさせねぇ‼ミーヤ‼ちゃんと捕まってろ‼」
「止まらないのぉ⁉⁉⁉⁉」
さらに加速するレクサス。
「おい‼スピードを上げたぞ‼」
「かまわん‼撃て‼」
ドン‼ドン‼ドン‼
警察から鈍い音が発射される。
しかしケンジは間一髪でハンドルを切り横の歩道に乗り超えた。
さらに残して置いたNOSを使いきり急加速した。
「かわされた⁉」
「まずい‼バリケードを破られる‼」
ボオオオオオ‼
「引け‼引かれるぞ‼」
散らばる警察達、ケンジはわずかに開いたスペースにレクサスを突っ込ませた。
ズガアアアン‼‼‼‼‼
「くっ‼‼」
「キャア‼‼」
レクサスは衝撃でフロントバンパーが砕けヘッドライトは片方外れさらにバリケードの一部がフロントガラスを割り、その破片がケンジのミケを切ったのだ。
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