第一章

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グオオオオ‼‼‼‼ ガアアアア‼‼‼‼ 激しく轟く二台のマシン。 先頭を走っていたマシンがゴールラインを切った。 「うおおお‼また奴が勝ったぞ‼」 「凄いな‼これで十連勝だぞ‼‼」 それから堂々と降りる勝者のドライバー。 「見たか野郎ども‼俺が最強のストリートレーサーだぁ‼‼」 自信満々に言いきった瞬間、ギャラリーからの声援がわいた。 その影で見ている一人の男性が見ていた。 「アニキ、タイヤや他のところには全く問題ねぇ、もう一本バトル出来ますよ。」 「そうか❗じゃあもう一本だけやるか❗」 「誰かバトルをやらないか⁉次のバトルは掛け金をさっきの二倍出すぜ‼」 ギャラリーからざわめきが聞こえてきた。 その中からあの男性が動いた。 「俺が相手になろう。」
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