21人が本棚に入れています
本棚に追加
「おっ、なかなか根性のある奴だな、いいだろう。マシンを持ってきな。」
「ああ、ちょっと待っててくれ。」
男性は自分のマシンに乗り、スタートラインに止まった。
「ヘッ、何が来ると思ったら、レクサス IS300かよ、日本人にはお似合いだな❗」
ギャラリーからも笑い声が聞こえる。
「掛け金は5000ドルでどうだ?日本人。」
「俺の名はケンジだ、覚えておけ。」
「へっ、随分余裕じゃねぇか、いいぜ始めよう、おいミーヤ‼掛け金を集めてくれ‼」
「ハーイ❗」
一人の女性が互いの掛け金を受け取った。
「ねぇねぇあなた。」
「ん?俺に何か用か?」
「随分自信あるみたいね、私の彼のバイパー、かなり速いわよ?🎵」
「それは楽しみだな。相手が速いなら俺もベストを尽くすまでだ。」
「フフッまぁ頑張って🎵」
そう言って彼女は去っていった。
「…俺の女を見とれてないでそろそろ始めるぞ❗」
「ああ、よろしく頼む。」
二台のマシンのエンジンが轟きだした。
ブオオオ‼
グオオオ‼
最初のコメントを投稿しよう!