始まりの詩(ウタ)

2/2
前へ
/224ページ
次へ
本当の孤独を知った時 手を差し延べてくれる人が 例え悪だと知っていても 人はそれに縋ってしまう どうして善が孤独を与え 悪が温もりを与えるのだろうか 本当は逆だったんじゃないのか 真の悪が真の善を 偽の善が偽の悪を 罠に嵌めたのかもしれない 僕らが善悪を決める? そんなことできるわけないのに それでも勘違いをしている奴が 偉そうにしている あぁ、なんて酷い世界――
/224ページ

最初のコメントを投稿しよう!

212人が本棚に入れています
本棚に追加