変わらない毎日

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
中学3年の春頃 いつものように家に帰宅する、つもりだった。 家の下に着いた瞬間、目を見開いた。 同じ美術部で仲がそんなに悪くはない遥と 小学校から馴染みのちょっとかっこいめの猛が付き合い出した と言うのは全く耳にしていなかった。 だから、だ。 目の前でイチャついてる二人を見て目を見開いたのは。 視線が交わった、私と猛はお互いに気まずくさっと目を反らした。 早く立ち去りたかった私は 自転車を止め、早々にその場を後にした。 「びっくり、したぁ…」 家に帰るなりすぐ自分の部屋に入った私は驚きの余り思わず呟いてしまった。 まさかあの二人がねぇ… と一人思いながら携帯の電源を入れた その間下から楽しそうな二人の声が聞こえていた .
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!