親睦会

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「芽伊様」 ポン。 「ひゃあ!?」 肩に手を置かれびっくりして振り返るとゆまと雷斗が息を切らしながら立っていた。 「ちッ」 え、陸、なんで舌打ちしてるの?! 「ゆまも雷斗もどうしたの?」 「僕は芽伊様の親衛隊隊長ですよ?芽伊様をお守りする為に芽伊様を迎えにまいりました」 「俺は、芽伊が心配だったからな(ゆま一人だったら陸殺しかねないしな)」 …そうだ。 「ねぇ、ゆま。生徒会、親衛隊隊長って誰か知ってる??」 「知っていますよ??宇佐美咲遊という三年生です」 「それがどうしたんだ?」 「実は生徒会親衛隊隊長に会いたいんだぁ」 にこんと笑う芽伊にゆまは可愛い…///としばらく見とれたが雷斗とはあ?という声ではっとした。 「芽伊様、どうして…?」
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