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｢お！｢つ…っ付き合ってあげてもいいけどっ？｣…へっ？｣
陸が宇佐美先輩に声をかけた瞬間被せられた宇佐美先輩の言葉。
ポカンとする陸と俺。
そして顔を真っ赤にした宇佐美先輩。
え、え、なにこれ…っ？
混乱が止まらない。
どうしよう…。
そして冒頭に戻るわけです←
俺を上目遣いで見つめ返事を待つ宇佐美先輩に本当に本当に困ってしまう。
｢宇佐美先輩…あの。俺は女の子が好きなので…｣
そう。
俺は女の子が好きなノーマルなので宇佐美先輩の告白を断ることにした。
したんだけど…。
｢じゃ、じゃあなんで可愛いとか言ったのっ！？
可愛いならいいじゃん…っ！｣
｢…うあ｣
どうしようどうしよう。
これって人生初の修羅場！？
あわあわと焦る俺に今まで空気と化していた陸が動いた。
｢し、しつこいナンパはよくないぞ！！｣
今言うとこ違ううう！！
｢はあ？｣
宇佐美先輩が初めて陸に気づいたように視線を陸にずらすと怪訝そうに眉を寄せる。
｢つか、あんた…｣
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