王子さまへの方程式

わんこタイム

｢あ、えっと…会計さんだよね？｣

｢｢うん！わあー！近くでみると更に美人～。｣｣

｢お前ら、邪魔｣

わ、大地声低い…！
怒ってんのかな…。

てか…

｢あの、部外者なのにお邪魔してしまっててごめんなさい｣
と双子会計に謝れば、双子会計は一瞬きょとんとしていたがすぐニコッとしていーよー！と言ってくれた。

｢てか大地やっぱ知り合いだったんじゃん！｣

｢煩い。芽伊。こんな馬鹿ほっといて、ご飯、食べていい、ですから｣

食べかけだったご飯を見るとお腹がすいてきて…
｢じゃあ遠慮なくっ｣

と再びご飯を食べ始めた。

｢おまえら出て、け｣

｢｢ちょ！ええー！？｣｣

ご飯に夢中になりすぎて大地が双子会計を押し返してたことに気づかなかったりする。