王子様は狼でした

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食堂に着くとまた陸にブーイングの嵐、嵐、嵐。 「陸、気にしないでね」 「おう!俺は大丈夫だ!」 適当に席を見つけて座った。 「今日はオムライスにしよーっと」 パネルで操作して料理を待っているとーー。 「きゃあああ!生徒会の皆様よぉ!」 「おー!今日もお美しい!」 生徒会の皆様ご来店でーす。 静かに食べさせてくれよっ! 「失礼します。オムライスになります」 「ありがとうございますっ」 早くもやってきたオムライスに手を合わせて食べようとした時ーー。 生徒会の皆様が俺達の前にやってきていました。 「よお」 俺様何様生徒会長様。 「久しぶりだね、陸」 王子さまみたいにキラキラ笑う副会長。 「「久しぶりー!」」 今日も格好可愛い双子さん会計。 「久し、ぶりです、ね(芽伊さん)」 俺の可愛い大地。 「なんですか?」 陸がモグモグしながら生徒会にそう言うとまたブーイングが激しくなった。 「見のほどしらずめ!」 「いやー!生徒会の皆様、そんなけだまと話さないで下さい!」
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