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「大丈夫。 リョウクも来てみて!! 沢山あるわよ!!」
次から次へと 見つかるキノコを 夢中になって 3姉妹は 採り続けた。
「今日は これ位にしましょう? もうすぐ 日が暮れちゃうわ。」
ヒチョルが 空の色に気づいた頃には 辺りは すっかり暗くなりかけていた。
バサバサッ
「「「 きゃ~っ!!」」」
鳥の羽ばたく音に驚く3姉妹。
「姉さん 早く帰りましょう?」
リョウクが 今にも泣き出しそうな顔で言った。
「そ、そうね…。2人とも 離れないでね?」
ヒチョルは そう言うと ソンミンとリョウクの手を ぎゅっと握ると ゆっくりと歩き出した。
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