146人が本棚に入れています
本棚に追加
/504ページ
体育館に着いたらもうかなりの人が集まっていた。
「もう始まりますからすわりません?」
三奈がそう言い座った。
「何で毎回校長の話をだらだらと聞いてないといけないんだよ!」
「まあどうしようもないから諦めろ。」
「何?お前も男だろ!諦める訳にはいかないだろ!そうじゃないか?」
「はい二人とも、下らない話をしていないで話を聞いたらどう?」
俺と大輝が話していたら亜矢が割り込んできた。
「「はい、そうします。」」
見事に俺と大輝の声がハモった。
「それでよし。」
…何だか少し亜矢が恐ろしい。
そして校長の長い話で30分以上経ってから始業式が終わった。
「今日はいつも以上に長かったな。」
「そうだな。」
「確かにそうね。」
さっきまで校長の話がどうのこうの言っていた人がそう言うかおい…
最初のコメントを投稿しよう!