嫉妬

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「おはよー時雨くん」 「うん」 「時雨くんおはよ!今日の香水いいね」 「そぅ?」 「時雨くん!私髪の毛切ったの。どぅ?」 「・・・あぁ」 教室に入るなり鬱陶しい女子達に声を掛けられ、無表情のまま答える。 席に着くなり、一夜に声を掛けられた。 「っはよ~時雨。今日もモテモテだねぇ」 可愛い顔して結構腹グロいこいつは、男子に何故か持てる。 「オッス。なぁなぁ、お前ってさ3年の三神先輩と仲良いわけ?」 そう尋ねたのは政宗。 身長もでかいし態度もでかい。見た目はチャライ。 「あぁ?どぅ見て俺らが仲良いって思う訳?お前目ついてんの?」 「お前一言多いよな・・・。結構傷付くぜ?」 苦い顔を見せた政宗を鼻で笑い、席に着く。 そして、1日が始まるのだった。
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