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昼休み、屋上で三人で飯を食べていた時雨はふとグランド脇のでかい木の下に眼をやった。
そこには仲良くご飯を食べている世繋と隼人がいた。
見る限り、スッゴク仲がいい。
じっと見ていると、世繋は笑いながら隼人に抱きついた。鬱陶しがっている隼人も万更でもない。
何故か、胸がきゅうっとなった。
2人が仲がいいのが不満になる。
「しーぐーれ」
ブスッ。
時雨の頬に一夜の指が突き刺さる。
「・・・てめえ」
「なぁに、三神先輩のこと見てんの?三神先輩、海國先輩と仲いいもんねぇ。・・・あ、もしかして嫉妬?」
「あ?ざけんなよ、チビ。落とすぞ?」
「・・・こわっ」
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