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「えらい楽しそうやんけカズマ。昨日はごちそーさんやったな」
驚いたカズマが振り向くとそこには昨日の悪魔…タカヒロがガムを噛みながら立っていた
「お前っ…なんべんも人のケツ蹴るなや!!」
「ケツちゃうで。太ももやで」
タカヒロは全く悪びれもせずガムを膨らませる
大成はカズマから腕を解くとタカヒロの方を見て笑った
「おーこいつがカズマの言っとったメチャクチャしよるやつか!誰かと思ったら姫やないかい」
「大成。その呼び方やめろ」
タカヒロは大成を睨む
「…え?大成とタカヒロ…知り合いなん?」
太ももを蹴られたにもかかわらず放置されていたカズマは二人の顔を見比べた
「そうやで!俺と姫は中学ん時から友達や。
やー、カズマの話し聞いてびっくりしたけど相手が姫なら納得やな」
「その呼び方やめろゆうてるやろ!」
タカヒロは威嚇しながら怒鳴るが大成には全く効いていないようだった
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