第1話

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S side 今日も普通に1日が始まる 俺にとっては色の無い世界だよ 君が俺の前から消えてから3年も経つのか…… 思考を戻して前を見ると、道端で大きく背伸びしている生徒が目に入った 同じ制服だけど見たことないヤツだなあ・・転校生か? 俺はそいつに追い付いて横を見た “ドキン” 俺の心臓が跳ねる音がした! 朱羽「..ミ.ズキ..!?」 俺の声に反応して振り向いて来た顔を見て確信した やっぱり 瑞紀 だ!! 少し身長が伸びていて 少し男っぽくなってて 肌の色は前と違って少し色白かったけど… …ヤベェ..俺 泣きそうだ..… 瑞紀どうした? 何 首を傾けてんだ? 瑞紀「俺のこと知ってんの?」 朱羽「……えっ!?」 …なに...言ってんだ...… 俺は何も言えず呆然と立ち尽くしてしまった .
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