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S side
今日も普通に1日が始まる
俺にとっては色の無い世界だよ
君が俺の前から消えてから3年も経つのか……
思考を戻して前を見ると、道端で大きく背伸びしている生徒が目に入った
同じ制服だけど見たことないヤツだなあ・・転校生か?
俺はそいつに追い付いて横を見た
“ドキン”
俺の心臓が跳ねる音がした!
朱羽「..ミ.ズキ..!?」
俺の声に反応して振り向いて来た顔を見て確信した
やっぱり 瑞紀 だ!!
少し身長が伸びていて
少し男っぽくなってて
肌の色は前と違って少し色白かったけど…
…ヤベェ..俺 泣きそうだ..…
瑞紀どうした?
何 首を傾けてんだ?
瑞紀「俺のこと知ってんの?」
朱羽「……えっ!?」
…なに...言ってんだ...…
俺は何も言えず呆然と立ち尽くしてしまった
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