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瑞紀「えっとぉ~…、もしかして中学ん時、一緒だった?
ゴメン!!俺ね、最近まで入院してて薬の副作用?みたいでよく憶えてないんだ~」
朱羽「入院してたんだ?どこか…悪かった の?」
こんな事を聞いてはいけないと思ったが俺は無意識に訪ねていた
瑞紀「うーん…俺もよくわかんないの」
朱羽「えっ!?」
瑞紀「記憶がはっきりしだしてから一部分だけポッカリ穴が空いてるとこがあんの。中学の記憶が無いってゆーか、中学に行ってたかも、よくわかんないんだよね~~困ったもんだね(笑)」
中学の記憶が……
それって…
俺達と過ごした2年間の記憶が…
無いってこと!?
俺は淋しい思いと同時にホッとしている自分がいた
不謹慎にも瑞紀の中学2年生の時の“あの”記憶が無くて良かったと心の深い奥底で思っていた
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