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「て言うか…」
次は何だろう。
「アンタよくこんな所に一人で居れたわね、武器とか持ってないの?」
「ビームライフルとハイパーバズーカがあったけど町の人達が危険だから使えませんでした」
「…ふぅん」
彼女はあしらい方を覚えたのだろう。
無視して前を向くリンスレットは切なかった。
「ほら、見えてきたわよ。あれが宮殿…知ってるでしょ?」
草原の高台から指差すリンスレット。
どうせハンバーガー屋なら大した大きさじゃ…
「ってでけええええええ!ハンバーガー4個分ってレベルじゃねーぞwwww」
そこにあったのはとてつもなく大きな宮殿らしきものが。
周りには城下町のように家々が建ち、平和な風景を生み出していた。
「…アンタ、本当に知らないの?首都【マグナドルド】なのよ?」
「…んなの知らねえよ、綾波が何者であろうが俺の嫁だ!」
リンスレットはまた無言で歩き出す。
コイツ、焦らしてやがるなwwww
「さ、入るわよ」
リンスレットに引っ張られながら、俺は首都【マグナドルド】の中に入っていった。
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