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「…どうしたの?」
…凄い。
流石にビックリするしかない。
まさに…ゲームの世界の様な風景だった。
「いや…なんかスゲーな…って」
「アンタ田舎者?」
「いや…だから…」
言葉が出てこない。
周りには三角帽子を被り、歪んだ杖を持っている人、大きな斧を背負っている人が。
露店の様に開かれた店には獣の頭蓋骨や、大きな剣が売っていた。
「ここは…コスプレ会場なのか?」
「は?…だから首都【マグナドルド】だって。言葉通じてないの?」
…圧巻だ。
本当に此処は…どこなんですか?w
「宮殿に入るわよ」
「うはw」
引っ張られたまま、奥へ奥へと歩いていく。
宮殿は近くで見るとやはりデカかった。
影にたつと空が見えないくらいである。
「デケーな、オイ。デンドロビウムじゃあるまいし」
「…は?」
もはや答えは定型文となりつつ。
彼女は先導する。
入口であろう敷居を潜ると二人の兵士が此方に気づいた。
スコットとホリディですね解りますwww
ここはアークボルトか?ww
「リンスレット様、お帰りなさいませ」
「あ、うん。通るわよ」
「この男は?」
「ルパンでs」
ボコォッ
「アンタは黙ってて。…私が聞きたいわ、近くの草原でエイプ共に襲われてたの」
…腹はらめええええ…
「は、はぁ…」
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