阿求のお客①

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自宅の和室で文を書いている…。 まぁ、昔から天才とは言われていますね。友達にも、「あっきゅん、すっごーい!」、「あっきゅん、おとなみた~い」 だなんて…まぁ、初代からそうでしたが…。 私の代になってから寺子屋に新しく入った妖怪の先生の慧音さんには、「お前の爪の垢をみんなにまるごと飲ませたいよ」とまぁ、私の命をとるみたいな感じで言ってましたけど。 今も昔も、人の連鎖は変わりませんね。今の子どもも、昔の子どもも、かわいいのも変わりませんけどね…へへへ。 申し遅れました、 私の名は、稗田阿求(ひえだあきゅう)ともうします。 私は、この幻想郷を初代の阿一に渡って転生を繰り返し、今はこの阿求…九代目の御阿礼(みあれ)の子どもとして、射命丸さんの新聞に載ってたんですが……、あれ~?どこいったんでしょ?
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