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そんな彼女を「抱き締めたい」とゆう衝動にかられたのは気紛れ?それとも、罪滅ぼし?
「コラ、ニールちゃん。保健室では静かにしましょう」
扉の前に立つ青年。
見た目は若いがそれなりの経験は積んでいる筈。
コウは白衣を纏う彼を視界に映し、数秒後にはその視線を外していた。
保健室とゆう室内を管理するこの男、名はレン。長く伸びた金色の髪をひとまとめにし、此方に近付いて来る。
綺麗な色だな。
つくづく思うがあえて口にはしない。調子に乗りそうだから。
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