00 光りが導く先

17/20
17人が本棚に入れています
本棚に追加
/150ページ
「あ!レン先生!」 ホマレは彼に抱き付き、声を上げる。 「コラコラ、ホマレまで…」 苦笑を浮かべたレンは椅子に腰掛けホマレの頭を撫で始めた。 「レン先生、コウちゃんが良くなったら小等部に来る約束したの!」 ブフッ!! ニールの爆弾発言に私はお約束的に吹き出してしまった。いや、待て…まだ私は承諾した覚えはないぞ? だが、心の叫びも虚しく彼女は私が小等部へ入る事に喜びの声を上げる。その瞬間、ニールは手強い相手だと確信。
/150ページ

最初のコメントを投稿しよう!