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だが、私は何も知らない。
知ってると言えば、血生臭くて笑顔が腹立つくらいに胡散臭いってだけだ。
「何も知らない」
「ウソ、何か知ってるでしょ?」
これじゃ幼女相姦だと勘違いされても仕方がない。しかし、そんな事は真っ平御免仕る。
「…貴様、幼児に手を出す趣味があるのか?」
ポツリと出た言葉に彼の口角が上がる。
「それは断じてないよ」
「ならば手を離せ」
「それは…無理なお願いだね」
「…黙れ小僧が」
「小僧じゃないんだけど?」
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