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厄介な奴だ。
この場を切り抜けたいが、此処で忍術を使用すればすぐに怪しまれる。
どうすれば良いのだ?
せめて、元の姿ならば少しの力を出したとて怪しまれぬのに…
「…戯(たわ)けが、私は何も知らぬと申しているのにシツコい奴だ」
「悪いけど、シツコいのは性分だから」
「尚更タチが悪い」
「そんな事より、聞きたい言葉はそんなんじゃないよ?」
殺気を放つが、まだまだ青二才だな。そのような殺気では敵を仕留める事は出来ぬぞ?
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