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北斗は仁也、凜の部屋を通り過ぎ柊のベットの前に立った。
(でも普通に起こすのはつまんないな~・・・)
北斗はそんな事を考えている内に頭の中で有ることを思い付いた
(そうだ面白い事を言いながら皆に腹パンしよう)
北斗は楽しければどんな事でも躊躇なくやる問題児の一人だった
まず柊に向かって言い放つ。
「おはようございます!ご主人様!」
「ぐはっ」
(一人目成功)
北斗は笑いを堪えながら凜の部屋に入り、柊の部屋の窓を閉める。北斗は後ろを振り向いて見るとそこには凜がすやすやと眠っていた。
北斗は凜に向かって叫んだ。
「勉強の時間だ!起きやがれ!」
「ぐへっ」
(二人目成功)
北斗は殴った後直ぐに仁也の部屋に向かった。仁也を見てみると腹を出しながら気持ち良さそうに眠っていた。
(やべっ、こいつには何も考えなかった!)
北斗は慌てながら何を言おうか考えた。
「・・・取り合えず逝っとけ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
北斗は直ぐさま自分の部屋に戻る。
「ミッションコンプリート」
北斗は幼なじみの屍(?)を眼下に誇らしげな表情で親指を立てた。
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