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くずの集まり、地球。
くずに新しい未来など無い。
ああ、くず共にふさわしい死を。
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どんよりとした、厚い雲に覆われ、雪が吹き荒れていた。
極寒の中、雪に埋もれた動かない機械があった。
二足歩行でお腹の辺りに氷漬けの死体が乗っていた。
それが何台も、何台も続いていた。
そのなかに、一際目立つカプセル型の機械があった。
その中に人がいた、まるで胎児が母の中で眠るように、緑の液体に包まれていた。
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