始まり。

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プシュー やる気のない空気の抜けた音がなると、緑の液体が揺れだした。 次の瞬間 パリンッ ガラス整のカプセルが割れ中にいた人が雪の絨毯に投げだされた。 しばらくすると、 人は目を覚ました。 倒れたまま、手を握ったり開いたりして感触を確かめ。 「アーああ゛ーあ」 と、声を出したりした。 また、しばらくの沈黙… 倒れた状態から、雪に座る…寒くないのだろうか? 「メシ」 小さく呟くと、立ち上がり、近くにあった二足歩行の機械をイジり、機械の電源を着けた、中にいた死体を投げ捨て、乗り込んだ。 機械のカバーを下げ、人を機械とカバーで覆う、次にレバーを動かして、機械の間接に詰まった雪を振りほどく。 ようやくして、まともに動くなった機械は人をのせて雪山を下る。
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