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好きになった男と両思いになってルンルンするなんて大それた夢物語は俺の将来の願望ではない。 高校生活っていうのにちょっとした思い出を作りたかっただけ。 自分の思いに区切りをつけたかっただけ。 高校3年の時、クラスメイトの男子に恋した乙女な自分に終止符を打ちたいだけ。 さぁ、春宮、俺を思う存分きっぱり振ってくれ! 言葉汚く、俺を「このヘンタイ野郎!」とでも言ってくれ。 「金輪際俺にまとわりつくな!」でもいいぞ。
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