欲望

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重ねた唇が、熱く体も熱かった。 更に深く、深く、唇を重ねた。 圭治が目を覚ました。 「うん?」 ―構うもんか。 もう一度唇を重ねた。 驚いている、圭治を見つめ、首筋を舐めた。 「お前…何やって…」 それに構わず、首筋から乳首、臍まで降りて行った。 臍を入念に舐める。 ぺちゃぺちゃという音が、響いている。 片手は、彼のボクサーの上を撫でている。 「気持ちいい?」 「…っ!」 聞かなくても分かってた。 彼自身が熱く猛っていたから。
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