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Tシャツに擦れるオッパイを気にしながら、僕はある場所に向かって歩いている。
大通りを右折して、その次の交差点を左折して、そのまま100メートルほど先に噴水のある公園がある。
名前は『大きな噴水のある公園』という。
うん。
そのままだね。
僕はたまにその公園のベンチに座り、噴水で遊ぶ無邪気な子供たちを眺めている。
間違えないで欲しいのだけど、
その子たちをさらってやろうとか、そういう悪い感情はない。
変態目的では断じてない。
ただ、小さな子供が遊び回る姿が好きなだけなんだ。
ええ。
傍から見たら怪しいかもしれません。
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