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公園を出て数分。
僕たちは繁華街を歩いていた。
学生たちはまだ学校にいる時間で、制服姿の人間はあまりいない。
真里ちゃんは黙ったまま僕の隣を歩いている。
僕は真里ちゃんの足元を確認しながら、ゆっくり歩き続ける。
その時
聞き覚えのある声がした。
「死神、しっかりしろよ！！」
「えー。僕にそんなこと言ったってー」
……間違いない。
岩ちゃんと、太陽だ。
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