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真里ちゃんと過ごす甘い幸せな時間。
これがあと50分も続くと思うと、幸せすぎて昇天してしまいそうだ。
友達になったといっても、僕と真里ちゃんはお互いのことをよく知らない。
いや、正確に言うと僕は彼女のことをよく知っている。
真里ちゃんマニアだからね。あの手この手で彼女について調べまくったから。
だけど真里ちゃんは、当然僕のことなんて知らない。
太っていて太っていて、とにかく太っていることしか知らないはずだ。
うん。
自虐です。
とにかく!!
こうやって話す機会があるってことは、今の僕にとって一番大切なことなのだ。
「おう!!」
そんな僕らのほんわか幸せムードをぶっ壊したのは、やっぱり岩ちゃんだった。
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