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「なんだよ、相馬。えらく余裕な顔じゃねえか。」
相馬の後ろから聞こえたのは恭介の声。
「そんなことはないのだよ、ゲイ島君。君こそ余裕な雰囲気だけど、宿題はやってきたのかい?なんなら見せてあげともいいがね。わっはっははは!!」
相馬は高笑いしながら今朝鞄に入れた宿題プリントを出そうとした。
ガサゴソ…ガサゴソ
「んー?」
ガサゴソ…ガサゴソ
おかしい…今朝入れたはずのプリントがない…。
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