エピソード34

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「多分な。あの服がどうかしたのか?」 「コスプレ好きのおじさんかと思った・・・。」 「・・コスプレ!?」 豪快に笑い出した蓮さん。 どうやらコスプレと言う言葉がツボに嵌ったらしい。 蓮さんの笑いは豪華なロビーを通り過ぎ、エレベーターを降り、部屋の前に来てやっとおさまった。 カードキーを差し込むと電子音と共にロックが解除される音が響く。 「どうぞ。」 ドアを開けてくれた蓮さんに促されて中に入った。 大きな窓に広い部屋。 南国を思わせる内装に小物。 いくつものドアがあって隣には蓮さんのベッドに負けないくらいの大きなベッドが置いてあるベッドルーム。
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