エピソード34

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ふと視線を上げると蓮さんが私を見つめていた。 月曜日になにがあるんだろう? その事で頭がいっぱいだった私は蓮さんの質問が耳に入っていなかった。 私を見つめる蓮さんと、そんな蓮さんに視線を向けながらも葵さんからのメールで頭がいっぱいの私。 しばらくの沈黙の後、蓮さんが口を開いた。 「浮気か?」 月曜日は、なにも学校行事なんてなかったよね? ・・月曜日・・・。 ・・月曜日・・・。 ・・浮気・・・。 ・・浮気・・・。 ・・・。
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