エピソード34

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必死な私を見て蓮さんが吹き出した。 あれ? また、からかわれた? 「心配すんな。冗談だ。」 蓮さんが笑いながら私の頭を撫でた。 ・・本当に蓮さんの冗談は心臓に悪い・・・。 「んで、どうした?」 「えっ?」 「なんで、ケイタイ見ながら眉間に皺を寄せてんだ?」 蓮さんが私の眉間に寄っているらしい皺を指で伸ばした。 「・・葵さんからメールが来たんだけど。」
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