願い

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「怒ってないから、早く手洗っておいで?もうすぐご飯だよ~」 「はーい!」 ジェジュンヒョンは優しい。 怒ると怖いけど… 「チャンミン、行くですよー!レッツゴー!」 「え?あ、ちょっ」 どさくさに紛れて手を握ってみる チャンミンは訳の分からないという顔をして、 そのまま後ろからついてきた 「チャンミン、手洗えましたか?」 「あ、はい」 「じゃあ戻るですよー」 さすがに帰りも繋ぐのは避けられると思ったから、そのまま先頭切ってリビングへ向かう …チャンミンの寂しそうな顔にも気付かずに。 もっと早く君の気持ちに気付いてあげていれば良かった
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