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「誠さん彼女いないからってそんな僻まないでくださいよー。」
確かに俺は
彼女なんか
出来たことなかった。
「うっせー!余計なお世話だ。で?何かあるから話に来たんだろ?」
「さすが誠さん!話が早い。実は今日彼女と逢うんですけど一緒に来てくれませんか?いいですよね?」
待ってましたとばかりに
亮介はそう話してきた。
何故か亮介は
俺を彼女に逢わせたがる。
そして俺の返事を
聞く前に亮介は
彼女に電話しにいった。
「ちょ!!待てよ。まだ逢うって言ってねーだろ。人の話はちゃんと聞け!あー!!くそっ」
もちろん亮介には
俺の声は届かない。
亮介の自分勝手な行動に
付き合うの
これで何回目だろう
これに慣れてしまった
自分が嫌だった。
俺は何をやってんだろ…
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