出逢いは突然

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「あぁ?ふざけんなよ!謝って済む問題じゃねーだろ!!約束守れよ!!」 電話しに行った 亮介の怒鳴り声が 遠くで聞こえる。 「おい。亮介どうした?何で怒ってんだよ」 亮介の近くまで行き 俺はそう聞いた 「誠さん聞いてくださいよ。あいつ遅れるって言うんですよ。」 「少しくらい遅れるくらい許してやれよ。お前だってよく遅れるだろ!人のこと言えないだろ?」 「チッ…分かりましたよ。」 亮介は舌打ちをし 彼女との電話を切った。 後で聞いたら 彼女は電車で 1時間かけて 来るとの事だった 来てもらえるだけで ありがたいって 思えないかな… 亮介は短気だし 自分が思うように事が 進まないと気が済まない 性格だというのを 再度思い知らされた 瞬間だった。 そして 俺と亮介は 駅へ彼女を迎えに 向かった。
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