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数日後、道場にサウザーとヒソウの姿は無かった。
伝承の試練のあった日の夜の事、
サウザー「お師さんの遺体は俺が真の伝承者になった時、俺が直々に埋葬する・・・それまでは待っていてくれ。」
ヒソウ「サウザー、旅になら俺も行かせろ。お前の助けになってやりたい・・・。」
サウザー「おそらく危険な旅になる。おまえまで巻き込むわけにはいかない。」
ヒソウ「強がりを言ってんじゃないか?めったに外に出られなかったおまえ1人で旅なんか出来ないだろう。いざって時には俺が守ってやるぜ!」
サウザー「フン、・・・守られるのはどちらなのだ・・・?本当に、いっしょに行ってくれるのか?」
ヒソウ「友達なんだろう。当たり前だ。」
サウザー「そうか・・・、なら付いて来てくれ。」
ヒソウ「了解。」
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