南斗鳳凰拳

11/12
前へ
/53ページ
次へ
数日後、道場にサウザーとヒソウの姿は無かった。 伝承の試練のあった日の夜の事、 サウザー「お師さんの遺体は俺が真の伝承者になった時、俺が直々に埋葬する・・・それまでは待っていてくれ。」 ヒソウ「サウザー、旅になら俺も行かせろ。お前の助けになってやりたい・・・。」 サウザー「おそらく危険な旅になる。おまえまで巻き込むわけにはいかない。」 ヒソウ「強がりを言ってんじゃないか?めったに外に出られなかったおまえ1人で旅なんか出来ないだろう。いざって時には俺が守ってやるぜ!」 サウザー「フン、・・・守られるのはどちらなのだ・・・?本当に、いっしょに行ってくれるのか?」 ヒソウ「友達なんだろう。当たり前だ。」 サウザー「そうか・・・、なら付いて来てくれ。」 ヒソウ「了解。」
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加