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「貴様が南斗の将、だと…。」
サウザーは驚きを隠せない。目の前にいる、この男が自分と同じ南斗の将であることに。
「シュウ様、捕まっていた人間は全員解放されています。」
シュウの部下らしき人間が報告した。
「わかった。おまえは残党がいないか見張っていてくれ。」
「ハッ!」
部下が去るとシュウはサウザーに話しかけてきた。
シュウ「あなたがたが奴等を?」
サウザー「ああ、あまり手応えのある連中ではなかったがな。それより、貴様本当に南斗の将なのか?」
シュウ「ああ、ついこの間伝承したばかりだがな。」
その時、先ほどの部下が慌てやって来た。
「シュウ様!残党がこちらにやってくるようです!」
シュウ「わかった。皆を連れて逃げてくれ。」
「しかし、シュウ様だけでは…。」
シュウ「安心しろ。俺の力はわかるだろう。」
「…わかりました。くれぐれもお気をつけて。」
シュウ「さて、俺の拳を、南斗白鷺拳を見せてやろう!」
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